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●たんぱく質、あなたはとりすぎていませんか? 新しい「食事摂取基準」ではたんぱく質の推奨量が成人男性60g、女性50gと、かなり少なくなっています。(前回改定の所要量では、成人男性70g、女性55g) たんぱく質は、私たちの体の筋肉や臓器を作っているもので、酵素や抗体、ホルモンの原料になります。しかし、摂り過ぎると腎臓に負担をかける栄養素でもあります。適正範囲の上限は、エネルギー比率の20%以内です。1600キロカロリーの場合なら、80g以内が望ましいことになります。 |
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★動物性と植物性の両方からとりましょう 動物性のたんぱく質は、肉、魚、卵、牛乳・乳製品から摂ることができます。アミノ酸スコアが高く、質のいいたんぱく質です。しかし、肉や卵、牛乳・乳製品の脂肪には、コレステロールを増やす飽和脂肪酸が多く、食べすぎは禁物です。一方、魚には、コレステロールを減らしたり、血栓ができるのを防ぐDHAやEPAが多く、おすすめです。 植物性のたんぱく質の代表は、大豆です。食物繊維や抗酸化物、カリウムも多く、血糖値やコレステロールを下げる働きをします。また、主食の米やパン、麺も蛋白源です。 |
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★食品の中のたんぱく質の量は? 日頃食べ慣れている食品の中には、どのくらいのたんぱく質が含まれているのでしょうか。
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発行/萩野原メディカル・コミュニティ |