|
||||
食塩をひかえ、血圧を下げてくれる野菜や海藻を多くとる献立を。 クスリを飲まなくてもすむよう、高めの血圧を食生活でコントロールしましょう。 |
||||
1) 味付き主食は週1回、麺類の汁は残して。 丼もの、炊き込みごはん、カレーライス、チャーハン、ラーメン、うどんなどの味の付いた主食は週1回にして。麺類の汁は残すようにしましょう。 2) 汁物は1日1杯、魚の干物や漬物は週1回。 和食の盲点は塩分が多くなりやすいこと。味噌汁、魚の干物、漬物、佃煮等塩分の多い食品は食べる量に注意を。 3) お酒はひかえめに、焼酎の梅割りは命とり。 人気の焼酎の梅割りは梅干しの塩分でのどが渇き、酒量が増すため要注意。中性脂肪、γ-GTPの高い人は酒量は控えめにしましょう。
野菜や海藻はカリウムが多く、カリウムは余分なナトリウム(塩分)を排泄してくれます。ホウレンソウ、春菊、ニラ、ブロッコリー、ピーマン、トマト、ニンジン、カボチャなど、緑黄色野菜を毎日100g以上とりましょう。 5) カリウム豊富な果物を毎日の食卓に乗せて。 果物も積極的にとりたい食品のひとつ。バナナなら1本、リンゴなら半分、みかんなら2個までを目安に食べましょう。 6) お豆をまめにたべて血圧をコントロール。 大豆製品は降圧作用のある大豆ペプチド、カリウムの補給源。献立を工夫して毎日とりましょう。 7) 脂の多い魚は、血圧を下げてくれます。 まぐろ、はまち、さんま、いわしなど脂分の多い魚は血圧コントロールの強い味方。積極的に食べましょう。 参考資料:健康日本21リーフレットNO.4 |
発行/萩野原メディカル・コミュニティ |