平成24年国民健康・栄養調査結果によると、「糖尿病が強く疑われる者」が約950万人、「糖尿病の可能性を否定できない者」が1100万人、合計で約2050万人とみられています。『血糖値がちょっと高め』の時期から食事を見直すことが大切です。
食生活の見直しから始めましょう。
野菜を最初に食べることによって、食物繊維が先に体に入るので、後から食べるごはんなどの糖質の分解・吸収が遅れ食後の急激な血糖値の上昇を抑制します。低エネルギーでも食後の満足感が得やすいのです。
麺類は野菜の多く入ったものを。和定食はバランスの良いメニューの一つですが、タンパク質が多い場合もあります。(焼き魚、卵焼き、納豆、冷奴、お刺身、汁物などの組み合わせ)野菜の入ったものを選びましょう。
清涼飲料水はエネルギーが高く血糖値も上がりやすい飲み物です。アルコールは適量を。野菜のおつまみがおすすめです。
玄米は白米の9倍の食物繊維量です。雑穀や麦を白米に混ぜることでビタミンや食物繊維を増やせます。
発行/萩野原メディカル・コミュニティ |