コレステロールが高めの人は、その状態が長く続くと動脈硬化をおこし、そこから心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高くなります。食事を少し工夫して、コレステロール対策に取り組みませんか?
たとえば、朝食(卵と納豆)、昼食(肉料理)、夕食(魚料理)、といろいろなたんぱく源を取り入れましょう。
魚卵類のたらこ、ウニ、からすみ、キャビア、あん肝はコレステロールが多いので避けましょう。 ウナギにもコレステロールが多く含まれます。イカ、タコについては、コレステロールは多いのですが、タウリンも多く含まれているので、問題ないと考えられています。
1日に350g以上。そのうち三分の一は、緑黄色野菜をとりましょう。献立を考えるとき、副菜は野菜を2品(野菜の入った主菜なら、もう一品野菜をつける)にするとよいでしょう。 野菜の入った味噌汁、付け合わせのキャベツ、サラダ、おひたし、煮物などです。また、緑の葉もの(小松菜、ホウレンソウなど)やピーマン、赤い野菜(ニンジン、トマト)があるかなど、色もチェックしましょう。
バター、ラードは動物性の油です。ソテーの時は植物性のサラダオイル、オリーブオイル、ゴマ油を。サラダドレッシングのように加熱しないときはエゴマ油、亜麻仁油も使えます。1食で小さじ1までにしましょう。
発行/萩野原メディカル・コミュニティ |