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野菜で健康! 1日350gが目標です。(2) わたひき消化器内科クリニック 管理栄養士 綿引 眞躬
動脈硬化の原因としては、コレステロールや中性脂肪が挙げられますが、最近新しく話題になっているのが活性酸素です。 体内に取り入れられた悪玉コレステロールLDLは、活性酸素によって酸化されると、自然に回収することができなくなります。回収されなくなったコレステロールは体内の各組織に沈着してしまいます。そのうち、血管に沈着したものが動脈硬化の原因となります。コレステロールと活性酸素のダブルパンチによって、血管が老化し、動脈硬化を起こして様々な生活習慣病の原因となるわけです。 つまり、活性酸素は体内の老化の促進役。ということは、活性酸素を減らすことで、血管の老化を防ぐことができるということになります。 そんな活性酸素を抑制する働きを持つ食品の主役が野菜です。野菜をたっぷり食べることで、動脈硬化や生活習慣病を予防することができます。「野菜料理はサラダ」とだけ考えず、和風の煮つけやゴマ和え、魚との炊き合わせなど工夫して食卓に取り入れましょう。 ●活性酸素を抑える働きのある食品
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発行/萩野原メディカル・コミュニティ |