トップへ戻る

ワンポイントヘルシートピック おいしく食べて健康生活 Vo.41

日常、身体を動かす時に少し工夫をして 消費エネルギーを増やしましょう。

わたひき消化器内科クリニック 管理栄養士 綿引 眞躬

ちょっと太ってきたと体重が気になる人に、押さえておきたいダイエットのコツです。高血圧、高脂血症と言われる前に、生活を見直してみましょう。

ダイエットここが大切!


ご飯は食べないとか、特定の食品のみをとるなど偏ったダイエットでは、栄養素が不足し、代謝が悪くなってやせにくくなったりします。栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

1必要な時に必要なエネルギーはとる。

ダイエットをしている時でも1日1500~1600kcal、1食500Kcalはとりましょう。朝食は抜かないこと。太陽の光を浴びたり、朝食をとることで、体内時計がリセットされます。1日3食バランスよく食べましょう。


21日の消費エネルギーを少しでも増やしましょう。

ジムなどに通えなくても、毎日、いつもより多く体を動かすことです。バス停を一つ分多く歩く。スーパーマーケットまで頑張って歩く。エスカレーターより階段を使う。

3塩分は、1日男性8g、女性7g以内にしましょう。

塩辛いものは食欲が進みがちです。汁物は1日一回にすると塩分をおさえられます。

4お酒は適量を守る。

厚生労働省が「節度ある飲酒」としているのは、1日純アルコール20g程度。ビールなら500ml、日本酒なら1合、ワインならグラス2杯ぐらいです。


5ダイエットの時こそ、代謝に必要な栄養素をとりましょう。

脂質やエネルギー代謝に必要なビタミンB群…特にB1(穀類、豆類、豚肉、牛乳、緑黄色野菜)やB2(卵黄、肉類、緑黄色野菜)、ビタミンA.C.Eをとりましょう。不足すると痩せにくくなります。

6食事記録をつける。

毎食の献立、食材、分量などを大まかに記録しておくと、自分の食生活を客観的に見ることができます。やる気も上がり、食の偏りや、とり過ぎに気づくことができます。


参考資料:栄養と料理7月号別冊 ダイエットおかずと健康カレンダー



発行/萩野原メディカル・コミュニティ