ちょっと太ってきたと体重が気になる人に、押さえておきたいダイエットのコツです。高血圧、高脂血症と言われる前に、生活を見直してみましょう。
ご飯は食べないとか、特定の食品のみをとるなど偏ったダイエットでは、栄養素が不足し、代謝が悪くなってやせにくくなったりします。栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
ダイエットをしている時でも1日1500~1600kcal、1食500Kcalはとりましょう。朝食は抜かないこと。太陽の光を浴びたり、朝食をとることで、体内時計がリセットされます。1日3食バランスよく食べましょう。
ジムなどに通えなくても、毎日、いつもより多く体を動かすことです。バス停を一つ分多く歩く。スーパーマーケットまで頑張って歩く。エスカレーターより階段を使う。
塩辛いものは食欲が進みがちです。汁物は1日一回にすると塩分をおさえられます。
厚生労働省が「節度ある飲酒」としているのは、1日純アルコール20g程度。ビールなら500ml、日本酒なら1合、ワインならグラス2杯ぐらいです。
脂質やエネルギー代謝に必要なビタミンB群…特にB1(穀類、豆類、豚肉、牛乳、緑黄色野菜)やB2(卵黄、肉類、緑黄色野菜)、ビタミンA.C.Eをとりましょう。不足すると痩せにくくなります。
毎食の献立、食材、分量などを大まかに記録しておくと、自分の食生活を客観的に見ることができます。やる気も上がり、食の偏りや、とり過ぎに気づくことができます。
参考資料:栄養と料理7月号別冊 ダイエットおかずと健康カレンダー
発行/萩野原メディカル・コミュニティ |